2007年09月09日

デジタルコンテンツに関するパブリックコメント

読者のみなさま、ごきげんよう。
ロージナ茶会です。

さて、みなさんは現在、総務省で重要なパブリックコメントが行われていることをご存じでしょうか。既に報道もなされていますが、コピーワンスに関する、重大な変更が行われるというものです

我々ロージナ茶会としては、今回の報告書による変更ではとても足りないと感じたため、意見書を提出することに致しました。
それで、読者のみなさまに是非お願いしたいこととしては、コピーワンスやコピーワンス+N回という結論に反対ということであれば、みなさまからもパブリックコメントに意見を提出していただけないかということがあります。
一応2つのパブリックコメントのフォームを用意してみました。1の方が多いと思いますが、2のような折衷案の方もいるかとおもいましたので用意しています。もちろんこのフォーマットはいくらでも変更していただいて結構ですし、使わなくても全く問題ありません。なお、氏名欄とかは自分のものを記入してください。

「コピーワンス反対、コピーワンス+9回反対の意見書」
 1. コピーフリーにして、コピープロテクトそのものをなくすべき
 2. コピーはEPNにして、私的録音録画補償金制度で対応するべき


 意見提出先:contents@ml.soumu.go.jp (詳細:総務省ページ

こういう時、数こそが力になります。そのため、反対者の方がいるのであれば、ぜひご協力いただければと存じます。
なお、今回のパブコメの締切は9月14日(金)午後5時になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


なお、私たちの意見書としては、現在は下記のようなものを予定しています。まだ茶会内で項目を募集中ですので、実際に提出する際にはもっと増えるかもしれません。

ロージナ茶会よりの意見書(案)


また私たちがCOG+N回のどの点に、なぜ反対かについては、以下に記載しておきます。
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2007年04月26日

パブリックコメント提出

読者の皆様ごきげんよう。

掲載が遅くなりましたが、3月29日締切の知的財産戦略本部パブリックコメントに、今回も茶会から意見提出を行いました。
下記に掲載いたしますので、ご意見等ありましたら、お気軽に茶会宛までご連絡いただければと存じます。
また、茶会は第二期に入り、新人を募集しています。特に若手(学生)の方を募集しておりますので、興味のある方は info @ grigori.jp 宛にご連絡いただければと存じます。

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2006年03月25日

知的財産推進計画2006への茶会案

読者の皆様ごきげんよう。

「パブコメについて」という記事でもご紹介いたしました通り、知的財産推進計画2006へのパブコメが募集されています。(詳しくはhttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/pc/060308comment.htmlをご覧下さい)

常日頃から知財に関するあれこれについて思いを巡らせているであろう読者の皆様は、既にご意見を提出済みかとは存じますが、何らかの参考になればと思いまして、ここに茶会案を公開いたします。
以下お読みくだされば幸いです。
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2006年01月08日

BLOG開設の挨拶

LORDCHA2.gif読者のみなさま、ごきげんよう。ロージナ茶会の総統、白田 (アグレスティス・アルブス Agrestis Albus) です。ごく一部だけで長く期待されていたロージナ茶会のブログがはじまりました。

意欲ある茶会のみなさんの発意で、いつのまにやら始められたこのブログ。一部のみなさんの趣味を色濃く反映する形で、このように清く正しく清純なイメージになるとは、私ですら思いもいたりませんでした。しかしながら、できてしまったものは尊重するのが茶会の伝統です。このうえは「極右」か「極左」の二元論的であった茶会に、さらに「清純」という要素を取り入れ、茶会のさらなる発展を目指したいと考えています。これこそ、茶会的三位一体(トリニティ)と呼ぶことができましょう。

つきましては、このブログに集う諸兄弟・諸姉妹のみなさまにおかれましては、「清く正しく美しく、過激にそして華麗に」を旨として、来るべき新時代について真摯に語りあい、睦みあうことを心よりねがうところです。輝ける2006年の新年にあたりまして、読者のみなさま、そして会員のみなさまのご健康とご活躍を祈念しつつ、開設のご挨拶とさせていただきたく思います。

みなさまに輝きがありますよう。
agrestisalbus.gif
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2006年01月07日

パブリックコメントへの提出意見(5)

●二次的著作の実態把握について

今回の意見募集にはそぐわないかと考えられるが、一件、著作権についての意見も付記させていただく。
(1)でもあげているように、現在の知的財産、特に著作物の活用では、著作物の二次的利用が多くあると考えられており、実際に二次的利用が多く見られるが、実際にどの程度二次的な利用がなされているのかについては、具体的なデータが存在しない。また、二次的利用に際して、どの程度のコスト――二次使用料だけでなく著作者の特定や交渉にかかるコストも含む――がかかり、そのコストがどの程度創作にマイナスの影響を与えているのかということについても判然としない。
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posted by grigori at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事

パブリックコメントへの提出意見(4)

●創作者本人への実質的利益増大への対処について

知的財産権の保護強化は、しばしば創作者本人の利益を増大させる目的として行われる。しかしながら、この論法が正当性を持つためには、利用者による知的財産への支払いと、創作者本人への支払いが連動しているという前提が必要である。
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パブリックコメントへの提出意見(3)

●知的財産創造への投資促進策について

創作者本人あるいは創作活動を事業とする企業体に潤沢な資金があれば、良質な創作が着実に行われるという主張は根拠薄弱であると考えるが、潤沢な資金があれば、良質な創作がなされる可能性が増大するだろうことについては、経験的に合意できると考える。この限りにおいて、創作活動への広い意味での投資が活発化することは、わが国の知的財産戦略を推進するにあたって 必要不可欠な施策であることは疑いない。

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posted by grigori at 15:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 記事

パブリックコメントへの提出意見(2)

●知的財産推進計画において実施された施策の効果測定について

知的財産推進計画において、いかなる施策が実施されたかについては、各法律の改正状況等を見ることである程度把握することが可能であるが、完全な把握は難しい。知的財産戦略本部は、今回のパブリックコメントの際に、各計画についてどのような形で実施されているかを先んじて公開するべきであった。また、それら実施された施策について、どのような効果が得られているかを評価しうる程度の統計資料がまとめられ、公表されていなければならないはずだ。
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posted by grigori at 15:27| Comment(1) | TrackBack(1) | 記事

パブリックコメントへの提出意見(1)

●知的財産基本法、および知的財産推進計画においての権利範囲について

基本法第2条1項、2項に見られる定義においては、著作権がそのまま含まれている。しかし、著作権は、他の諸権利と異なり、著作者人格権と著作財産権の二つの権利から構成されている。著作財産権については、経済的利益を目的としていることから、経済的評価になじみ、施策の計画、実施、点検、見直という計画実行手順を行いやすいといえる。一方、著作者人格権については、人格権という経済的評価になじまない価値と近い関係にあるために、創作者あるいは権利者の主観的価値判断が強く影響するため、計画実行手順を具体的に策定する場面において、評価基準を定めることが困難で、結果的に慎重な態度が要求されることになり、「保護」が先行し、「活用」に対して抑制的になる原因となっている。

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posted by grigori at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事

パブリックコメントへの提出意見(総論)

昨日知財本部に提出した意見について、ここで公開いたします。

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知的財産基本法の施行状況に対する意見
             by ロージナ茶会(http://grigori.jp

●総論

現在の状況を鑑みるに、知的財産基本法(以下「基本法」)の示す政策の両軸である、知的財産の「保護」と「活用」の二面について、保護面についての対策が著しく先行しており、基本法第8条で示される、活用面での対策がなおざりにされていることは、均衡を欠くものとして批判すべきところである。

すなわち、知的財産を商業利用し経済的利益を生ずる企業体の意向に沿った方向への進展は見られる。一方、基本法第8条2項に示される、知的財産を生み出す源泉である創作者本人の実質的な利益の増大のための施策や、基本法第10条に示される、これから創作者へと成長するだろう人を含む集団である利用者の便益を増すような施策は、未だしの感が強い。とくに、基本法第18条2項に示されているような、新しい知的財産の利用方法、あるいは利用方法の多様化に対応した「権利内容の見直し」が権利保護強化にのみ向いており、利用を促進するための権利調整の視点が欠如していることは、強く批判すべきところである。

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posted by grigori at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事